拗れた縁を愛おしく思えた時、新しい縁が紡がれる
大切な相手と縁が拗れてしまって
がんじがらめになってる人、いませんか?
大好きな人と付き合えたのに
どんどん相手への不満が出てきて
話し合いを試みたけど逆に拗れた、とか。
親子関係が何十年と拗れてて
考えるだけでぐったりする、とか。
同じ“拗れてる”と言っても
- 拗れてるけど、大切な人だから再構築したい
- 拗れてるから、バッサリ切りたい
望む未来は人それぞれ。
コンサルにお越しになる方は
拗れてるけど、大切な人だから再構築したい
という想いでヒントを求めて
いらっしゃる方が多いのだけど…
率直に書いてしまうと
拗れた状態から再構築するのは
1人ではなかなか難しいな、と思うんですよね。
人はグレー期間が嫌い
脳の仕組みとして私たちって
グレー期間を嫌うんですよ。
1+1は?と聞かれたら
「2!」と答えを出したくなってしまう。
「問われたら答えを出したくなる」のは
ある意味では優秀な脳の機能で(RAS)
上手に使えば願いを叶える力になるけれど…
「拗れた関係を再構築する」場面では
むしろマイナスな働きをすることも多いんです😭
拗れたご縁はスッキリさっぱり燃やしてしまえ!
みたいな意図ならいいんです。
ぐちゃぐちゃになった意図は
ハサミでバッサリ切るか、ライターで燃やして灰にすればいい。
脳はそもそも「保留」が嫌いなので
さっさと切って、燃やして
新しいご縁を結んじゃった方が
楽だし、スピーディー、コスパ良し!
でも、再構築の場合は
切っちゃダメだし、燃やしてもダメ。
(刃物、火器厳禁)
拗れた意図を緩めていって
丁寧に解いて元に戻すわけだけど
まーーーめんどくさいですよね。
なので、誰か大切な人と
ご縁の再構築を目指す場合は
(夫婦の再構築や復縁も)
白か黒か、答えを決めたがる脳を
まぁ、まぁ、まだ答えは保留で
となだめすかして
ご縁をバサっと切らせないための
お目付け役が必要だったりします。
↑
自己対話の学校にお越しの方には
コンサルで自爆を止めるのですが…
もはや「コンサル」というよりも
【自爆防止のお目付け役】と表現した方が
実態に近いかなと思います。
拗れたご縁を苦々しく思う?愛おしく思う?
人間のそもそもの仕組み的には
とてもめんどくさいw
拗れたご縁の再構築を望む場合に
「うまくいくか?難しいか?」
を見分ける基準はこんな感じ。
拗れたご縁をどう思ってるか?
拗れたご縁に対して
苦々しく感じているなら
再構築までもう少し時間が必要そう。
拗れたご縁に対して
愛おしく感じているなら
再構築はそう遠くない。
あぁ…せっかく結んだご縁、拗れちゃったね。
大切な人だったのにね。
どうしてこんなことになってしまったんだろうな。
悲しいね、寂しいね。
このまま縁が切れちゃうのかな。
でもご縁が拗れたことすら
私たちの歴史になるから…悪くないのかもしれないね。
こんな風に“拗れたご縁”すら
温かな感情で見ることができたら
そう遠くない未来で新しいご縁が紡がれます。
最初に繋いだご縁よりも
さらにしっかり、深く、温かなものになって。
あなたには再構築したい
大切な人はいますか?
もし心当たりがあるなら
勢い余ってご縁を切らないで。
グレーのまま、中途半端なまま
答えを出す前に会いにきてください。
切ることはいつでもできますから。
再会の可能性は残したまま
拗れた“関係の糸”を一緒に眺めてみましょ。