《#5》脳科学と、量子力学と、引き寄せの法則
この記事は、自己対話の学校(=脳トレカレッジ)誕生秘話シリーズ(第一章)です。
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エ○スカードのキャッシングで
新幹線に飛び乗り、向かったのは軽井沢。
初めて出会ったMさんは
写真で見る以上に可愛らしく
とても小さくて女の子らしい方でした。
その時はたしかこんなことを相談したかな?
- たくさんスピリチュアル系の本を読んだのに、相変わらず恋愛がうまくいかないこと。
- 心理学やコミュニケーション学の講座も参加したこと。
- それにもかかわらず、自分の人生が積んでいること。
Mさんは私の話をじっくり聞いたあと
脳科学で悩みは解決できることを教えてくれました。
そしてMさんのメソッドは
脳科学や量子力学をベースにしているとのこと。
不思議な概念が飛び交う怪しい世界で
初めて怪しくなさそうなものに出会えた気がして私は興奮してしまいました。
※注釈
脳科学、量子力学をベースにしたメソッドに惹かれたのは2013年当時の話です。
その後さまざまな経験をして、自己対話の学校(=脳トレカレッジ)で提供している学びは、脳科学、量子力学をベースにはしていません。
(最新の研究結果によると、ベースにしていた量子力学の概念が誤りでだったことが判明したので)
Mさんの考え方も2013年のものなので、当時の話ということで受け取っていただけたら嬉しいです。
なんかすごそうな脳科学と量子力学
今でこそSNSを中心に
脳科学という単語はよく聞くようになったし
量子力学も一般的になってきたなぁと思います。
ただその当時はまだ脳科学という
単語を使っている人も少なくて
私はMさんから初めてその言葉を聞きました。
脳にはいろいろな機能があって
その機能をうまく使うことで願いは叶うらしいこと。
それを聞いて私は大歓喜!
怪しいと思っていた世界で
可愛らしい美女に出会うことができ
さらに怪しくない脳科学をベースにした
知識を教えてもらえるなんてなんて素敵なの!!!
今はどうにもお金がないけれど、また必ず会いに行きます。
(キャッシングの枠ができたら)
と宣言して私は軽井沢を後にしました。
脳科学・量子力学、怪しくない学びの日々
数ヶ月後、私は宣言通り
Mさんの独自メソッドを学び始めました。
初めて聞く脳科学の単語や
考え方はとても新鮮で理解に苦戦しましたが…
とても前のめりで学びを進めていきました。
- RAS(脳幹網様体賦活系)
- エフィカシー
- 抽象度
- コンフォートゾーン
これらの概念は脳科学者であり
コーチである苫米地英人博士が
情報の出所になっているものですが
スピリチュアルな世界より科学的で安心して学べるものでした。
(苫米地さんの師はアメリカのコーチ、故ルー・タイスです)
引き寄せの法則を量子力学の学者さんが
解説する講座などにも顔を出し
ぱっと見怪しくなさそうな
まともなものに思える知識を
貪るように学んでいったのでした。
私は怪しくない。きっとそう言いたかった。
今振り返るとよくわかるのですが
当時の私はこう叫びたかったんだと思います。
私が学んでいるものは怪しくないよ!
っていうか、私は怪しくないよ!!!
頭まともだから!!!
もっと言えば自分に
言い聞かせたかったんだと思います。
あなたは怪しくないよ!って。
天使とかオーラとかチャクラとか
見えない世界に心は思いっきり惹かれている。
それと同時に怪しい世界=足を踏み入れてはいけない、みたいにも感じていて。
不思議な世界に惹かれてしまう
自分に気がついていながらも
「私は怪しくない」と言い訳できる材料が
脳科学とか量子力学だったのだのだと思います。
怪しい世界に必死に抵抗していた人が、まさか10年後に魂の声とか言ってるとはね。
ホントだよね。
私もまさか自分が「なんか声が聞こえちゃってどうしよう」とか言い出すと思わなかったよw
抵抗感がすごかった。