《#4》怪しい世界で見つけた美女
この記事は、自己対話の学校(=脳トレカレッジ)誕生秘話シリーズ(第一章)です。
>>エピソード全ての目次はこちらをご覧ください。
なけなしの13万円を支払い
参加したセラピスト養成講座で
残酷なまでにハッキリと落ちこぼれになってしまった私。
言葉通り全財産をかけて
挑んだ講座だったから…
ショックすぎて放心状態の日々が続きました。
でもきっとどこかで諦めきれなかったんでしょうね。
K先生のブログは読み続けていて
ある日、私はキーパーソンと出会いました。
怪しい世界にいるのは怪しい人ばかり。そう思っていたのに…
ものすごく失礼な偏見ですが
見えない世界に全く縁がなかった私にとって
自分も見えない世界に興味がある。
なんなら大金を払って講座を受けた。
(で、落ちこぼれた)
↑
この事実を完全に受け入れるのは難しくて。
講座ですごく成果が出たのであれば
怪しいけど受けてよかった!私、才能あった!
って納得もできるけど
初日に絶望してますからねwww
その後、K先生のブログや
スピ業界を遠巻きに眺めていたときのこと。
K先生の受講生として紹介されていた
可愛らしい女性に目が釘付けになりました。
その女性は若くてお人形さんのような可愛らしさで。
個性的な人が多いスピ業界では珍しく
いたって普通の女の子に見えました。
そしてその女の子は
軽井沢を拠点にカウンセラーとして活動しているとのこと。
理由は全くわからないけれど
今すぐ私、この人に会わなきゃいけない気がする。
そう感じてMさんのブログに飛んだのでした。
うらやましい。私の欲に気がついた。
Mさんを知ってから
私は朝から晩まで狂ったように
ブログを読み漁りました。
当時のMさんは(後から知りましたが)
独立したてのカウンセラーさんで
毎日のようにブログがアップされていました。
過去のブログを読破し
毎日アップされる新しい記事を楽しみに待つ。
本屋の自己啓発コーナー2棚を
1年足らずで制覇した女にとっては
朝飯前すぎるボリュームですwww
可愛らしい言葉で綴られるブログには
当時同棲されていた彼氏さんとの
ラブラブな日々が書かれていました。
- 今日は彼がご飯を作ってくれました♡
- 仕事先に彼が迎えに来てくれました♡
- いつも尽くされています♡
- 私は今日も幸せです♡
尽される。溺愛される。
私の世界に1ミクロンも存在しなかった単語が
所狭しと並ぶブログを毎日読みながら
私の心はいろんな感情でぐちゃぐちゃになってきました。
いいなぁ。憧れるなぁ。素敵だなぁ。
幸せそうだなぁ。Mさん可愛いなぁ。
うらやましい…悔しい…どうして私は…
憧れとか好き、といった
ポジティブな感情が大半だったのですが
K先生の時には感じなかった
妬ましさや嫉妬、自己卑下など
黒い感情がドロドロ出てきてビックリ。
おそらくK先生は20歳以上も年上で
完全に別世界の人という認識が強かったんだと思います。
既にご結婚して旦那さんと
落ち着いた結婚生活を送られていた方でしたし。
それに対してMさんは私と同い年で独身(同棲中)
ただそれだけだったのですが
出身地が近ければもしかしたら
同じ教室で机を並べて過ごしていたかもしれない。
↑
そんな状況を想像してしまって
より自分と比較してしまって。
私の中の寂しさや惨めさが
すごく刺激されていきました。
ネガティブ感情を出させてくれる相手は、運命の人
2013年の時点では、まさか自分が10年後
すべての悩みは“自己対話”で解決できる!
さぁ、脳トレするのです!!!
なんて夫まで巻き込んで
事業展開してるなんて考えてもいなかったけど。
今になってMさんを思い返すと
ある意味、運命の相手だったなって。
昔お世話になった人という
言葉だけでは表現できない。
あの時、私が出会うべくして出会った人、という印象なんです。
誰かとご縁が結ばれた時に
- その人とずっとご縁が続くのか
- 一定期間だけのご縁なのか
- もしくは拗れて離れるまでがセットなのか
それは分からないけれど。
- 人生の転換期に出会うべき人にきちんと出会うこと
- その人とのご縁をきちんと繋いでおくこと
- その人との関係性の中で、やるべきことをきちんとやり遂げること
↑
ここをサボらずやると運命という漢字の通り
自分の命が1番輝ける場所に
ちゃんと運ばれていくんじゃないかな、って。
そんな風に今思うんですよね。
Mさんに会いに軽井沢へ
思い出話が挟まってしまいましたが
ネットを通してMさんを発見して
並々ならぬ何かを感じた私は
さっそくMさんに会いに行くことにしました。
ゆきちゃんまだお金があったの?
いや、なかったよ!
復縁工作の詐欺にあった後だったから笑
でもMさん無料セッションやってたから、まずはとりあえず会わなくちゃと思って。
言葉にできない何かを感じた私は
軽井沢まで直接会いに行くことにしました。