《#2》自己啓発本を読み尽くして絶望した話
この記事は、自己対話の学校(=脳トレカレッジ)誕生秘話シリーズ(第一章)です。
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なのにどうして、ごく普通の人生すら手に入らないの😭?
新婚の友人たちにも相談できないし
かといって結婚相談所はイヤ。
マッチングアプリは怖すぎるし
誰かに紹介を頼むのも必死すぎてカッコ悪い。
↑
今思うと偏見だらけでツッコミどころ満載なんですけどね💦
まだ若かった私には
余計なプライドや意地が多くて。
そんな状態になってしまった私が向かったのは本屋でした。
有楽町丸井6Fブックカフェと私
本屋さんに行けば、何か私の人生を変えるヒントが見つかるんじゃないか?
そう考えた私が向かったのは
有楽町丸井6Fブックカフェでした。
(もう閉店しちゃったんですけどね)
ちょうど通勤経路だったこともあって
会社帰りにブックカフェに立ち寄っては
本を読み続けてたんです。(立ち読みで)
- 男女のコミュニケーション学
- 当時ブームだった小悪魔本
- 恋愛マニュアル
- 銀座ホステスさんが書いた男性心理の本
- お金持ちと結婚するための本
- 結婚の心理学
もともと本を読むのは好きだったので
ずーっとずーっと…ずーっと!!!読み続けました。
出勤日は帰宅前に寄って2時間ほど。
休日は開店からほぼ閉店まで。
デートの予定もないし友達もいないから
ただひたすら読み続けてたんです。
この本のどこかに「私が結婚できない理由と解決策」が書いてあるんじゃないか?
頑張って読んで探せばどうしたらいいか?の答えが見つかるんじゃないか?
そうして半年くらい経った頃でしょうか。
私はいつものブックカフェで立ち尽くしてしまいました。
なぜ?って…
人間心理について置かれている棚にある
すべての本を読み尽くしてしまったから。
私が半年をかけて得たものは
大量の人間関係の知識と
「知識があっても現実は1mmも変わらない」という絶望感でした。
ねぇ、このエピソードホントなの?
いくらなんでも本屋の自己啓発本を読みきる…なんてある?
実話だよ笑
といっても自己啓発コーナーは2棚分だったから、数百冊くらいよ!
でも自己啓発本って新刊よく出るじゃん?
新刊が出るスピードより私の読書スピードが勝ったんだよ…
↑
文章を読むの元々早い人。
おかげで2012年前後に
出版されていた著者さんの名前は
ほぼ知っている状態になってしまいました。
(披露する場のない特技)
洗脳に塗れた私の結婚観
行きつけのブックカフェにある
自己啓発コーナー2棚を制覇してしまい
絶望感だけが残った私はどうなったか?
そりゃ、病みました。
だって掛けた期間は半年ですよ?
その間、私は0.5歳、歳をとっているわけです。
どうしよう…💦
本屋に引きこもってたら、6ヶ月も人生をロスしてしまった😭
若さがなくなって劣化したら、もっと恋愛市場から締め出されるじゃない?
もし30歳までにウェディングドレスを着るなら
どんなにスピーディーにことが進んでも
出会って付き合うまで1ヶ月
お付き合い期間は1年くらい
プロポーズから挙式まで1年くらい
最短2年くらいはかかる計算なのに!!!
このタイミングで半年間のロスは大きすぎる…
目の焦点があっていないような
虚な表情の私がフラフラと向かったのは
同じ本屋の精神世界コーナーでした。
絶望と共に立ち入った「精神世界/オカルト」コーナー
精神世界/オカルトという名前の
コーナーがあることは知っていたんです。
でも…頑なに立ち入ろうとしませんでした。
なぜ?って、なんか雰囲気が怖かったから!!!
- 紫色が多めの装丁
- ○○が教えるこの世の真実〜的なタイトル
- 圧が強めの著者さんの写真がデデーン!
今はスピリチュアルがずいぶん
一般的になったような感じがするのですが
当時の精神世界コーナーは怪しかった!!!
精神世界について書かれた本が「オカルトコーナー」に置かれてましたからね。
なんとなーく気になってたけど
頑なに足を踏み入れなかったオカルトコーナー。
でも自己啓発コーナーにある本を
すべて読破して絶望した私は
もうオカルトコーナーに入るしかありませんでした。
もっと大きい書店に行けば、自己啓発コーナーにある種類も違ったのかも…とは思うのだけど。
東京駅の丸善とか。
そういう問題じゃない。