《#1》凪のような人生に終止符を打ちたかった
この記事は、自己対話の学校(=脳トレカレッジ)誕生秘話シリーズ(第一章)です。
>>エピソード全ての目次はこちらをご覧ください。
さて、この記事から10年に渡る
自己対話の学校(=脳トレカレッジ)の
誕生秘話を10記事に渡ってお届けしていきます^^
今フラットに思い返しても
脳トレと関わってからの10年は
あまりに怒涛で人生が急展開しました。
たくさんの人に支えられて
継続している事業の裏側にある
ドタバタすぎるすったもんだエピソードw
笑って読んでいただけたら嬉しいです😂
(むしろ成仏させてください)
今日も明日も…きっと来年も私の人生は凪。
26歳くらいのころでしょうか。
学生時代の仲良しグループの大半は
同じく学生時代から付き合っていた彼と
早々に結婚してしまって。
休日に遊べる人がいなくなってしまい
会社と自宅を往復するだけの
寂しい独身女ライフを過ごしていました。
精神を病むような大事件はないけど
逆に何もない。
とても悪いこともなければ、とても良いこともない。
何もない。無風。風速0m。
私の人生このまま凪のように何もなく、ただ仕事して、ただ寝て、年老いていくの…?
何を希望にこの先も続く人生を
生きていけばいいのかわからなくなってしまって。
少し前まで復縁したかった人は
あっさり結婚してしまった。
人生に動きを起こそうと試みるも不発ばかり。
周りの友人たちはどんどん
人生のステージを進めていくのに
私一人だけ取り残されたような気分でした。
ちょくちょく「いいな」と感じる人は出てきて
その度に関係を進めようとはしてたんですけど…
なーんかタイミングがズレちゃうんですよね。
心の奥底では「その人が好き」というよりも
早く結婚して、先に進んだ友人に追いつきたい
っていうのが本音だったし
結婚も望んではいたけれど
「その人と一緒に生きていきたい」というより
凪のような人生に耐えられないから
結婚することで“人生が進んだ感”が欲しい
みたいな意図だったんですよね。
今となっては「そりゃ叶わないよ!」と思うけど、当時は気が付かなかったんです。
本気でその人が好きだと思ってたし
結婚したいと思ってた、(という認識だった)
- そんなに女性としてのクオリティは悪くないはず。(たぶん)
- 性格に著しく問題があるわけでもない。(と思う)
- ちゃんと正社員で働いてるから経済的にヤバくもない。
- 家族だって絵に描いたような善良市民。
だからホントにわからなかったんです。
何が原因で他の人のように
普通の人生を歩むことができないのか。
そんなに高望みしてるわけじゃない。(はず)
普通に素敵な人と出会って
普通にプロポーズされて
普通に結婚して
普通に子供を産んで
ちょっとしたパート主婦みたいな生活ができればいい。
それすら手に入らないのは、きっと私に何か理由があるのだろうな…
とは思うけど、その答えがわからない。
心から信頼できる人もいないから相談することもできない。
困り果てた私が向かったのは、とある本屋でした。