意図と執着、ってどう違うの?
潜在意識の使い方について
相談に乗る側になって早10年。
ずっと質問されるたびに
私もどう答えていいかわからず
地味に困っていたのがこちら。
意図と執着、ってどう違うのですか?
執着は叶わないと言われました…
私の彼に対する気持ちは「執着」ですか?
というのも私自身
初めて「意図」という概念を聞いたとき
さっぱり意味がわからなかったです。
意図と執着の違いは?
意図するってどんな感覚なの?
意図と願う、ってどう違うの?
でも当時は私の疑問に対して
ビシッとハマる答えをくれる人はいなくて。
そのうち何となく肌感覚で
今、私、執着だな。
これは意図だな。
とわかるようになったものの
その判断基準を人に言葉で説明するのが難しくて…
やっと言葉にできるようになったので
この記事でシェアしますね。
意図=目的意識、執着=欠乏意識
サクッと結論からお伝えします。
意図と執着の違いは
それぞれこんな感じです。
意図=目的意識
執着=欠乏意識
- 何のためにこれをやるの?(手に入れるの?)
- これを手に入れて、結局どうしたいの?
- 手に入れた先にどんな未来を見てるの?
言語化できているかは横に置いておいてOK。
意図が発動した時は、感情は穏やか。
「手に入ってない状態」が苦しいから、欲しいものは欲しい。
どちらかというと
意図は知性が必要な精神活動で
執着は本能に近い原始的な欲求。
よく潜在意識業界で
「意図は叶う、執着は叶わない」
なんて言われている理由も
この定義で説明できるかなと思ってて。
執着が悪いわけではないけれど
少々野蛮というか、原始的な本能に近いエネルギーなんですよね。
「欠けている、だから、欲しい」
みたいなエネルギーというか。
↑
このエネルギーを纏っていると
潜在意識的には“強奪”状態になります。
つまり彼に対して執着することは
彼のエネルギーを(その気がなくても)
無意識で“強奪してしまう”ってこと。
なので彼としてもエネルギーを
強奪されるのは勘弁じゃないですか。
すると逃げちゃうってことです。
執着から“恐れ”を引いたら、意図になる
何か欲しい未来や願いがあって
自分がその事柄に対して
- 意図できてるのか?
- 執着してるのか?
判断に困ったら
ここがポイントになりそうです。
「自分の心の中に“恐れ”はあるか?」
恐れ、不安、恐怖…
人間だからこれらの感情が
0になることはないだろうけど
「その願いが叶わなかったら、どんな感じがするか?」
って自分に問いかけてみて
“恐れ”が大きかったら、執着が強いと思います。
でも執着と意図は似た部分もあって。
「それが欲しい」という部分は一緒で
「恐れがあるか、ないか」だけなんですよね。
なので式にすると、こう。
執着 – 恐れ = 意図
今、仮に執着が強くても
そんなに悲観することはなくて。
恐れの感情を手放していくと
自然と「意図」に変化していくので
慌てることはないと思います^^
恐れの感情を手放すには
誰かの力を借りた方が楽なので
お手伝いが必要でしたら声をかけてくださいね。