何も変わらず5年の月日が経ってしまった人の話
今日はちょっとネガティブというか
脳トレが力になれなかった話について
シェアしたいなと思います。
(心が弱ってる人はページを閉じてくださいね)
基本的に私の発信は
読んでくれた人の心が
明るくなるようなものを心がけてて。
ここ1ヶ月以内の記事でも
- 40代、初婚で優しい資産家の旦那さんと一緒になった話
- お仕事時間1/4で、収入が4倍になった話
- 芸能人の彼さんと音信不通から復縁した話
↑
こんな感じの明るいエピソードを
シェアさせてもらってました。
もちろん誓って全部事実です。
なんだけど…
ふと、こう思ったんです。
明るいエピソードばかり載せるのも、フェアじゃないかもしれないな。
って。
いや、フェアって何?って話ですけどね。
脳トレもそうですけど
基本的に発信者さんたちって
うまく行った人を公開しますでしょ?
でも、その裏側には
うまくいかなかった人もいるわけで。
私も10年この活動をしていれば
もっと上手にサポートできたのでは…
なんて悔しく思う人もいるわけで
今日はフェアに?そんな話を書いてみますね。
※内容がネガティブ寄りなのでいつも以上にフワッと表現します。
遠距離の彼との未来を望んでいたYさん
初めてYさんからご相談を受けたのは
かれこれ数年前のこと。
とてもクレバーな印象の方でした。
ご相談内容は(数年前の時点で)
数年前にお付き合いして
今は遠距離になってしまっている
元カレさんとの復縁についてでした。
- Yさんご自身の育った家庭環境
- Yさんご自身の考え方の癖、気質
- 彼さんのご事情
- お互いの居住地のこと
- お別れしてからの年月
色々な要素が組み合わさって
少々、私も腕がなるというか
叶わないことはない。
でも、Yさんにも自己対話の修正をがんばってもらわないと、難しいかもな。
と感じる案件でした。
テコ入れポイントは家族問題
個人コンサルでお話を伺いながら
Yさんと彼さんの未来のためには
家族問題にテコ入れする必要がありそう
というところまでは
わりとスムーズに辿り着いたのですが…
どーにもこーにもYさんの抵抗感がすごい。
頭では理解をしてくださるのですが
どーにも感情がついていかないというか。
家族の話題を出そうとすると
心の中にいる小さなYさんが逃げ回るというか。
なぜかスルッと話題を変えられてしまうというか。
なるほど、今はYさんが家族問題に向き合える状態ではないのだな…
じゃあそのタイミングが来るまで、別のポイントにテコ入れしながら、心の準備ができるのを待とう
そう思いながら
Yさんの様子を見守ることにしました。
脳トレを離れて数年後…
Yさんの心の準備が整ったら、家族問題にもう一回アプローチさせてもらおう
そう思っていたのですが
その機会をいただくことができませんでした。
きっとYさん的には
触られたくもない家族問題について
話題に出されるのがイヤだったのでしょう。
Yさんの望む未来を手に入れる
根本のテコ入れに進まないまま
脳トレからスーッと離れていかれました。
私としては残念ではあるけれど
ある意味、仕方のないことというか。
今、脳トレから離れたら、あなたは幸せになれません!
さぁ!永遠に課金し続けるのです!
なーーーんて
悪徳業者みたいなこと言えませんもの。
ご本人の気力とか予算とか
それぞれご事情がありますから。
でもね、やっぱり代表としては
悔しい気持ちもあるわけです。
もっと脳トレの魅力があったら
もっと私自身に説得力があったら
Yさんに「脳トレに賭けてみよう」と思ってもらえる力があったら
開腹オペしたけど縫合前に
傷口パカーン状態で患者さんが帰っちゃった。
みたいな状態にならなかったんじゃないかって。
脳トレを離れて数年後、再会したYさんは…
家族問題にテコ入れさせてもらえてたら、彼さんとの未来、いけたかもしれないのに。
そんな悔しさと寂しさを
抱えていても月日は流れます。
Yさん以外にも相談者さんはいるし
今、目の前にいてくれる人たちに
全力を尽くしていたころ
イベントか何かのタイミングで
ふらっとYさんがお戻りになりました。
お帰りなさい。
最近どうですか?今回はどんなご相談でしょ^^
脳トレから離れている間に
ステージアップして別のご相談かもしれない。
そう思いながら話の続きを待っていると
数年前と全く同じご相談内容で
家族について触れられたくないご様子も
数年前と全く変わっていませんでした。
そして、近況を話された後、こう聞かれました。
私の願い、叶いますか?
「叶いますよ!一緒に頑張りましょう」
って私、言えなかったんですよね。
Yさんがイヤとかではなく
数年前なら可能性があったけど、もう手遅れだ。
と感じてしまったから。
なんとも言えない気持ちで
私はなんとなーく返事を濁しました。
脳トレの魅力不足、力不足なのだろうか
Yさんはわかりやすい例だけど
似たようなケースは少なくありません。
(うちが10年やってるからかもしれないけど)
脳トレに初めてお越しいただく方で
「もう手遅れだ」と感じるケースは
ほとんどありません。
でも「その願いを叶えられる期間」は
見えなくても存在していて。
その期間内にちょっとしんどくても
脳トレにコミットしてもらうにはどうしたらいいのだろう?
ってずーっと考えているのだけど
やっぱり今だに答えは出ないまま。
たくさんの人が願いを叶えて
幸せになる景色も見せてもらってるし
脳トレを作ってくれてありがとう!
なんて光栄な言葉もたくさんいただくけど
力不足を感じることも
やっぱりまだまだあるんですよね。
解決方法は今だに見えないけど
せっかく脳トレと関わってくれたのだから
- その人が一番叶えたい願いを叶えられるように。
- 途中リタイアをなるべく防げるように。
- 本人が「もう大丈夫!」と思ってても、完治するまではコミットしてもらえるように。
考えなきゃいけないことが山積みです。
ふぅ。
脳トレの仕事は楽しいけど
力不足に直面する機会も多いから
なかなか私もメンタルが鍛えられますわ。