人の気持ちは変えられる。いくらでも。

「人の気持ちは変えられない、変えられるのは自分だけ」

私が人間関係・恋愛で悩んでいたとき
この言葉を聞くたびに絶望してました。

彼の気持ちを変えたい。
私を好きになって欲しい。
夫とまた関係を良くしたい。

↑
私のこの願いは“ダメなもの”なのかな、って。

あなたも同じように感じたことはありますか？

「相手の気持ちは変えられない」は優しい嘘。

私自身もたくさんの人に
心を立て直すサポートをしてもらって
今はサポートする側に回って感じるのは…

「相手の気持ちは変えられない」

ってある意味では“優しい嘘”なのだろうな、って。

「相手の気持ちを変えたい」と願うときは
だいたい自分の心が弱っているでしょう？

大好きだった彼に振られたり
片思いの彼に彼女がいると判明したり
交際中の彼に結婚願望がないと言われたりして

とてもショックを受けた状態で
「彼の気持ちを変えたい」と願う、みたいな。

人間、ショックを受けた時は
心のエネルギーが下がります。

例えるなら風邪みたいな感じで
いつもは1kmの散歩が心地よいのに
風邪をひいていると500mの散歩でぐったりするみたいな。

風邪をひいて体調が悪い時に

散歩は健康にいいから歩こう！

なんて言ったら余計に体調悪化させるわけで。

相手の心を変えたいなら自分の心を回復させること

元気な時の散歩は
もちろん健康に良いけれど
風邪をひいてるなら話は別ですよね？

似たような感じで
心のエネルギーが満タンな時は
相手の気持ちを変えるために動いてもいいけれど

心のエネルギーが落ちてる時は
相手の気持ちを変えるために動いちゃダメ。

でも彼の望まない言動から
ショックを受けてしまった人に限って

今すぐ彼の心を変えたい

と願ってしまって
そのために動こうとしちゃいがち。

この状況は例えるなら
雨に打たれて高熱が出てるのに
フルマラソンに参加するくらい無謀なこと。

↑
この言葉の真意はつまり
こう言うことなんじゃないかと思うんですよ。

相手の気持ちを変えることが
不可能なわけでもなく
道徳的にNGなわけでもない。

ただ「彼の気持ちを変えたい」と
願うようなタイミングのときは
大体、本人のエネルギーが落ちてるから…

今は自分に専念してねっていう優しい配慮。

愛されることを諦めなくていい

「今の自分では彼の気持ちを変えるのは難しい」

↑
これを認めるのは
一瞬つらいかもしれないけど
“今は”ってだけですからね。

コンサルでいろんな人と話すと
「“今は”難しい」が
「“永遠に”無理だ」に
変換されちゃうことが多くて。

ゆき

違ーいーまーすううううう

ゆき

今は！！！！です

と何度も念押しします。

「39度の高熱でフルマラソンに挑むな！」
「まずは平熱に戻せ！」
ってことです。

相手の気持ちを変えるには
自分の精神エネルギーを使って
現実を変えていくことになります。

心の底から満たされる現実を
最後まで完成させるためにも

最適なタイミングを見計らえるといいですね＾＾

サポートが必要でしたら任せてくださいね。

江藤有紀

脳トレカレッジ代表

TwitterFacebookInstagramYouTubeLINEContact

「願えば、叶う」が日常になる、心のセルフケア習慣。を合言葉に、良質な自己対話を学ぶ学校「脳トレカレッジ」を運営しています。 詳しいプロフィールはアイコンから。