「私」をやり切らないと「私たち」になれない
かれこれ10年以上も
女性の人生の悩みをお聞きしてますが
- いつの時代も
- どんな年代の方も
「大切な人と一緒に生きていきたい」
という願いは変わらないんですよね。
もちろん女性全員が
結婚を望んでいるわけでもないし
ひとりで自由に生きていくことが
性に合っている人もいますが…
結婚という形をとらなくても
“誰かと共に生きる”ことを望む人が大多数。
結婚したら“私たち”になれるのか?
“誰かと共に生きる”って
別の角度から考えると
【私たち、という単位で生きていくこと】
だと思うんですよ。
主語が「私」から「私たち」になる。
「I」から「We」になる。
私のコンサルや自己対話の学校に
参加される方はどちらかというと
未婚の方が多いですが既婚の方もいらっしゃいます。
未婚の方、既婚の方
どちらからも相談を聞いて感じるのは
未婚=「私」単位で生きている
既婚=「私たち」単位で生きている
というわけでもない
ってこと。
ん〜日本語が難しいですね。
「私たち」の定義は
結婚しているかどうか
(未婚か、既婚か)ではなくて
【心の状態がどうか】ってことです。
つまり現実的には既婚でも
「私」として生きている人は
わりと多くいらっしゃる印象です。
「私たちになる」=「ホントの夫婦になる」なのかもしれない
婚姻届を出したからといって、その日を境に「夫婦」になれるわけじゃない。
夫婦は「2人でなっていくもの」だ。
なんてベテラン夫婦たちが
よく言っていることかと思いますが
私自身も結婚7年目にしてその通りだなと感じてます。
でも、じゃあ
「どうしたら“夫婦”になれるの?」
というと、明確な答えはあまり見つからない。
長年、未婚の方から
既婚の方、不倫の方まで
相談を受けてきた私が感じるのは
「私」をやり切った人が
「私たち」になれるのかも
ってこと。
「私ひとり」で叶えたいことは叶えきった。
小さな頃からの夢も叶えた。
さて、次は「私たち」で夢を叶えよう。
「私たち」を主語にして生きていこう。
↑
そう心から思えた人が
「私」を卒業して
「私たち」になっていくのかな、って。
最近そんな風に思うんですよ。
「私たち」として生きることは
もしかしたら「私」として生きるよりも
地味で制限があるように見えるかもしれない。
でも「私」として生きていた頃より
ずっと深くて、豊かで、安心できる日々が続きます。
「私たち」で生きていく安心感が、もっと世界に広まったらいいな。
なんて思いながら
今日も活動を続けています。
いつかあなたにも会えますように。