誰かと一緒に生きることは「一人で生きない」と決めること
『7つの習慣』ってご存知ですか?
世界的なベストセラーなので
きっと読んだことがある人も多いでしょうね^^
(漫画にもなってましたよね!)
その中で著者のコヴィー博士が
人間の成長について(成長の連続体)
このように定義されてるんです。
人は「依存」→「自立」→「相互依存」と進んでいく。
- 依存:物理的、経済的、精神的に「誰かに責任を持ってもらう」状態
- 自立:自ら選択して、その責任を自分で引き受けることができる状態。
- 相互依存:自立をした状態で、他者と協力体制を築ける状態。
人間関係・パートナーシップについて
悩みを抱える女性はだいたい「依存」ステージです。
依存から自立は難しいけど…
過去の私も含めてというか
心当たりしかないんですけど😭
依存って、ある意味、楽なんですよね。
だって責任0ですもん。
会社員で言うなら平社員。
上司に言われたことだけ、言われた通りにやればいい。
責任を持つのは上司であり会社。
最悪、何かミスっても
怒られれば済む話。
だから依存フェーズが楽なのは
よーーーく理解してるんですけど…
恋愛で大惨事になることが多いので
あの手この手を使って
自立をオススメするんですね。
だってほら。
依存フェーズから抜けないと
こうなるからw
自立した人に立ち塞がる「一人で生きられる」壁
めでたく依存から自立に進んで
さぁ!これで素敵な恋愛ができる!
と思いきや…
自立フェーズは自立フェーズで
依存フェーズとは違った壁があって😅
それが「一人で生きられてしまう」問題。
依存フェーズの人よりは
様々なことで“大人”ではあるけれど
逆に「誰かと一緒に生きる必要性」が薄いんですよね。
よく少女漫画のテンプレで
モブ男:君は強いから、俺がいなくても大丈夫だろ?彼女は僕がいなくちゃダメなんだ!
主人公:そんなっ…!(私ホントは弱いのにっ!)
みたいなシチュエーションありません?
さすがに実際の相談現場で
このテンプレに出会ったことはないけれど😂
男女ともに自立できた人って
それはそれでまた別角度から
パートナーシップの課題があるなぁと思うんです。
「一人で生きない」と決めること
一人でも幸せに生きられる人にとって
「誰かと一緒に生きること」は
ある意味、制限(不自由)なんですよね。
- お金の使い方も
- 時間の使い方も
- ライフスタイルの選択も
- 仕事の内容も
- 普段の生活習慣も
自分一人だったら
すべて自由にできるし
誰にも文句を言われない。
選択の結果について
自分で責任を取ればいいだけ。
でも「自分以外の誰かと生きる」って
自分で取れる責任+αがついてくるわけで。
あまりにも自立してしまうと
逆に「誰かと共に生きる」ことを
選びにくくなるなぁと思うんです。
もちろん男女が逆転しても同じ。
だからね
依存フェーズの人はまず
一人で生きる力をつけることが必要で
十分に自立している人は逆に
「一人で生きない」と決めることが必要。
【誰かと一緒に生きたい】と願う前に
「これからは“ひとり”で生きない」と決める方が
大事なんじゃないかなと思ったりします。
努力して自立したのに
その先で得られる未来が
「一人きりの人生」なんて
きっと誰も望んでないだろうから。