「距離を置きたい」の先にある「さようなら」と「愛してる」2つの世界
この記事をラジオ感覚で聴きたい方はこちら(12分)
愛してる。
けど(今は)距離を置きたい。
愛してる。
けど(今は)好きじゃない。
愛してる。
けど(今は)一緒に過ごしたくない。
↑
一見すると矛盾するように思えるけど
「愛してる」と「距離を置きたい」って
同時に成り立つよなぁ…と思った話です。
関係が深まる前の意思確認
脳トレは特に人間関係に強みがあるので
恋愛のご相談が多く寄せられるんですけどね。
見ず知らずの2人が出会って
少しづつ距離を縮めていって
一気にググッと仲が深まる瞬間ってあるじゃないですか。
恋愛関係だけではなく友人関係や
ビジネスパートナーでも同じなのですが
恋愛が一番わかりやすいかなぁとは思います^^
最近の相談者さんたちで
そんな時期に差し掛かってる人がいたので
似たような状況の人がいたら参考になるかもです。
例えば
仲のいい友達から
彼氏彼女になろうか…みたいな時期。
彼氏彼女から
結婚して夫婦になろうか…みたいな時期。
もしくは新婚期間が終わり
“夫婦”として過ごす日常が当たり前になった時期。
友達から彼氏彼女へ
彼氏彼女から夫婦へ、みたいに
関係性の名前が変わるタイミングや
結婚して夫婦になった後で
関係性の名前は変わらないけれど
心の繋がりに奥行きが出るタイミングなどに
こんな状態になることがあるんですよね。
愛してる。
けど(今は)距離を置きたい。
=関係性をフラットに見て今後について考えたい。
このような状態のときって
関係性が深まるサインなので
おめでとう案件ではあるのですが…
パッと見そうは思えないじゃないですか。
なので、このような状態で
慌てて駆け込まれる方も多いです。
パターンA)
彼が最近会ってくれません…涙。
「距離を置こう」って言われましたー涙。
自爆しちゃいましたー涙
大事な相手から今までと同じような
愛情がもらえなくなってしまったことに
焦って慌ててなんとかしようとするパターン。
(=今までと同じような関係を継続したい)
パターンB)
彼と将来一緒になりたいのかわからなくなりました…
別れたいとは思わないのですが疲れます…
夫のことが最近なんかイヤです…
大事な相手に対して今までと同じような
愛情を感じられなくなってしまったことに
罪悪感と戸惑いを感じているパターン。
(=今までと同じような関係は望んでいない)
カップルの場合、A側B側それぞれ
各1名づつ担当するのですが(担当てw)
この段階をうまく超えられるかどうか?で
→関係が深まるか
→関係が離れるか
決まってくるなぁと思います。
なので「おめでとう案件」なんですよね^^
過去の私はA側を担当することが多くw
(相手からの愛情が少なくなってきて、慌てて取り戻そうとして自爆する人)
その度に占い師さんに駆け込んで
ジプシーになるのが定番コースでした😅
関係を進めたい(深めたい)と願うなら
ここまで書いたことって
ご縁のある人同士が互いの進化のために
関係性を変える必要があるときに発生します。
A側:相手からの愛情が減ったように感じて焦る側
B側:相手への愛情が減ったように感じて罪悪感を覚える側
↑
A側、B側、どちらを担当するかは
その時々の状況にもよるのだけど…
色んな人のご相談をお受けしてて
だいたいこんな感じで担当が決まるのかなと思ってます。
A側:今まで愛情を注がれて合わせてもらってきた側
B側:今まで愛情を注いで合わせてあげた側
で、次のステージに進んで
さらに深い相乗効果を出せる
関係性になるために必要なアクションはこう。
与えてもらったものに目を向ける。
自分で自分の心を満たすことに注力する。
相手から欲しいものに目を向ける。
自分の欲を軸にした関係性を考える。
今、もし相手をまったく知らない状態で
「はじめまして」と出会ったとしたら
相手を魅力的に感じられるか?
自分は相手から魅力的に思ってもらえるか?
↑
これらを考えてみる。
もうすでに知り合いではあるけれど
“関係性を保った状態で”
意図的に出会い直してみる感じです^^
この方法は復縁を願う人にも応用できますよ!
もちろん
関係を深めることだけが正解ではないし
関係解消を選ぶことがNGでもないです。
『誰かと深い関係性を築きたい』
という無意識の願いがある人だけに
プレゼントされるシチュエーションなので
A側でもB側でも、存分に味わってみてくださいね^^
あなたと、あなたの大切な人が、さらに深い関係になれることを応援しています。