30歳過ぎてアナウンサーに転身した彼女の話
全国区のアナウンサーって
大学卒業してすぐ新卒の人がなる職業
ってイメージありませんか?
今日のエピソードは30歳を過ぎてから
フリーターからキャスターへ
そして全国区のアナウンサーに転職した
女性の話をシェアしたいと思います^^
人生迷子の銀行員、脳トレに出会う
彼女(Sさん)と私がご縁をいただいたのは
10年近く前のことになります。
まだ私が脳トレの名称も使わず
たった1人で個人カウンセリングを
提供していた時代にご縁をいただきました。
当時の彼女は20歳後半。
周りの友人がキャリアに邁進したり
結婚・出産してご家庭に入ったり
ライフスタイルが変化していく中で
人生の迷子になっているようでした。
当時は銀行員として働いていたものの
もともと銀行員になりたくてなったわけではない。
私ってどんな人生を送りたいのだろう?
そう考え直した彼女は銀行を退職し
当時、勢いがあったフリーランスの世界に飛び込みました。
諦めきれなかったアナウンサーの夢
フリーランスで活動していた彼女でしたが
学生時代からずっと心に秘めていた気持ちがありました。
いつかテレビの向こう側で、自分の口からたくさんの人に情報を届けたい。
でも、当時の彼女にとって
その夢はあまりに遠く感じるもので…
その頃、私はつかず離れず
彼女の様子を見ていましたが
人生に対してもがいていたのをよく覚えています。
でも、心の底からの願いって
なかったことにはできないんですよね。
いくら周りから無理だと言われても
自分にまったく自信がなくても
いつかテレビの向こう側で、自分の口からたくさんの人に情報を届けたい。
その気持ちがムクムク大きくなってきて
一念発起した彼女はアルバイトを掛け持ちしながら
アナウンサースクールに通い始めました。
自分より若い生徒に囲まれながら
腐らず、諦めずにトレーニングをした彼女は
地元のラジオキャスターとして採用されました。
テレビの向こう側の人ではありませんが
メディアの向こう側の人になった瞬間でした。
ラジオキャスターから全国区アナウンサーへ
銀行員からフリーランスへ
そしてフリーターを経てラジオキャスターへ。
付かず離れず彼女を見ていた私は
当時こう感じました。
Sさん、まるで出世魚のようだな🐟
でも彼女の快進撃はまだまだ止まりません。
ラジオキャスターの仕事も楽しいけど、私が1番やりたいのはやっぱりテレビなんです。
そう言ってラジオの仕事の傍ら
将来のキャリアに向けて動き続けて…
そして紆余曲折あり
この春から念願の全国区アナウンサーとして採用されました。
採用時の年齢は35歳を過ぎていました。
夢は人を成長させる起爆剤
つかず離れずSさんを見ていて
諦めなければ夢は叶うと教えられましたし
何より
心からの夢は人を成長させる起爆剤になるんだな
と思ったんですよね。
私が初めてSさんから相談を受けたのは
彼女が20代後半のとき。
とても可愛らしくて気遣いもでき
明るく社交的な方でしたが…
Sさん、実は結構テヘペロ系だなw
ちゃっかり系女子だぞw
(Sさん、ごめんて)
(お付き合いが長いってことでご勘弁を)
それが自分の夢に向かって
努力を重ねて結果を出すうちに
彼女の口から出てくる言葉がどんどん変わっていったんですよね。
私、安心して任せてもらえる人になりたいんです。
私に最終責任を持たせてほしいんです。
Sさんの言葉が変わっていくほど
彼女のキャリア以外の現実も様変わりしていって…
夢が持つ威力ってすごいなと思いました。
私は相談者さんの自己対話を
修正するお手伝いはできるけれど
ご本人のポテンシャルを発揮させる
直接的な原因にはなれないんですよね。
これを叶えずに、人生終われない!
そう思える夢があるのは素敵なことだし
夢を叶えるまでに苦しいこともあるだろうけど
夢を叶える過程で出したエネルギーは
絶対に無駄にならないなって
彼女の姿を見て私も教えてもらいました。
最後にSさん
念願のアナウンサーおめでとうございます^^
夢を叶えた人生を存分に堪能してくださいね。