恋の終わりと愛の始まり
この記事をラジオ感覚で聴きたい方はこちら(16分)
今日は“いい夫婦の日”ですね!
夫婦に対して
いい印象がある方も
あまりいい印象がない方も
今日は11月22日ということで
仲良く年を重ねるために大事な
恋と愛の違いについて考えてみませんか?
恋の終わり:冷めるは“醒める”
好きだった相手に対してある時
スーッと気持ちが冷めちゃうことってありませんか?
片思いしていたけど
スーッと冷めちゃう時もあれば
お付き合いしている最中に
ふと気持ちが冷めることもあれば
復縁活動中に
急に興味がなくなることもあれば
もしかしたら結婚した後
一緒に暮らす中で夫に対して
気持ちが冷めることもあるかもしれませんね。
それこそ高校生くらいの時は
彼氏彼女で付き合ってても
気持ちが冷めた=別れ
自分or相手の気持ちが冷めたら
即・お別れに直結してたと思うんですよね。
私は学生のころから
あまり長いこと特定の誰かと
付き合ったことがなくて。
(最長1年くらい?)
何年も付き合うカップルを見ては
どうしてお互い冷めないんだろう?
と思っていたし
将来、誰かと結婚を考えた時に
気持ちが冷めたら夫婦はどうするのか
ずっと疑問に思ってました。
ほら、恋愛の賞味期限は4年とも言いますし。
脳トレの活動を始めてから
たくさんの人の恋愛模様を聞く中で
相手への気持ちが冷めた
みたいなシチュエーションにも立ち会うわけで。
そしてもちろん私自身も
恋愛に限らず、すべての人間関係で
○○さんへの気持ち、冷めちゃったな
と感じることも多くて
ふと、思ったんですよ。
冷めた、っていうのは
醒めた(覚めた)のだなって。
シラフになった=冷めた
恋愛感情で盛り上がってる時って
酔っ払ってるときと同じだと思ってて。
- 相手の素敵なところしか見えない
- 相手は自分の理想だと信じ込んでいる
- 相手に自分の理想像を投影している
で、相手との距離が縮まったり
ある程度の期間が立ったり
アルコールが抜けてシラフに戻った状態で
ふと相手のことを見てみると
あれ?意外に素敵な人でもない…?
↑
この瞬間に「気持ちが冷めた」と感じるのかなって。
「気持ちが冷めた」場合
漢字的には(温度変化を表す)
「冷」という字を使うけど
私が思うに
「醒めた」「覚めた」の方が
ニュアンスが近いんじゃないかって。
正気に戻るという意味です。
アルコールみたいな恋愛感情が終わって
シラフになって相手を見た時に
気持ちは冷めるし
酔いは醒めるし
正気に目覚めるし
で、恋愛ボーナスタイムは終了。
恋と愛の間にある絶望
じゃ「冷めた・醒めた・覚めた」後
すべての恋愛が終了するかというと
まったくそんなことはなくて。
そこから「愛」に変化することも
もちろんあるのだけど…
恋と愛の間に
絶望が横たわってるなって。
- 彼はきっとこんな人だろう
- 彼はこんな風に感じてるのだろう
- こんな理想の人に出会えるなんて…!
↑
これらの期待やドキドキを
裏切られたと感じるような出来事や
意に沿わない相手の実体を知って
1回絶望する人が多いなと思うんです。
(もちろん全員ではないけれど)
例えばこんなもの
- 彼氏に浮気された
- 自分がセカンドだったと知った
- 相手に借金があった
- 結婚式の準備を放棄された
- 夫が育児にまったく関わらない
付き合っているか?結婚してるか?
みたいな肩書きは関係なくて
恋から愛に変わったら
結婚できるわけでもないし
(=恋のまま結婚する人も多い)
お付き合いしてなくても
恋から愛に変化してる人も多いし
絶望レベルの大小はあっても
相手へのガッカリ感の先に
お別れを選ぶか
恋から愛への進化を選ぶか
2つの道があるんじゃないかなーなんて
そんなことを思うんですよ。
「素敵だ!」と思った相手に対して
「素敵じゃない…」と感じたら
期限付きの恋から無期限の愛に
ふたりの関係を進化させてみませんか?
そんな現実からの
優しいお誘いだと思います。